最優秀賞「奏でる乙女」
撮影:平本一雄さん
所在地:東京都六本木交差点
撮影者のコメント
「デジタルモニターが瞬いている夜の六本木、極彩色の刺激と行きかう車の喧騒の中で、物思いにふけりながら、今日も乙女はギターを奏でている。」
審査員のコメント
「六本木の都会の雰囲気によくマッチしている。ふつう、彫刻の写真はこのように背景を入れないのだけれど、夜の雰囲気がとてもよく、違和感を感じない。撮影者はしょっちゅうこの彫刻を見ていたのではないだろうか」
「街の喧騒が聞こえてきそうだ。彫刻が息づいている」
「都会の中で、生き生きとしている。行ってみたくなる」
「この場所に置かれるために作られた彫刻にさえ見える。やさしいギターの音色が聴こえてきそうだ」