本郷新記念札幌彫刻美術館
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第15回本郷新賞受賞作

選考経過と受賞後の事業
平成23年
 3月31日(木) 作品推薦締切
 5月24日(火) 選考委員会開催(世田谷美術館)
 6月24日(金) 受賞作品正式発表

 9月24日(土) 贈呈式
 9月24日(土)〜11月13日(日) 第15回本郷新賞受賞記念「西野康造彫刻展」

選考結果

(1)選考委員会・・・平成23年7月5日(日) 於 世田谷美術館
(2)選考委員・・・
要項の通り
(3)候補作品・・・推薦委員33名の推薦による全国各地の18点
(4)受賞作品・・・選考委員による厳正な審査の結果、設置空間の性格に基づき、パブリック・アートとしてのあり方を熟慮した作品であること、
           制作者がこれまでの作風と異なる新たな取り組みを行っていることが評価され、
           札幌市の創成川公園に設置された西野康造の《スノーリング》に決定。

候補作品地域別一覧]
北海道 2/青森県 1/千葉県 1/東京都 1/新潟県 1/富山県 1/長野県1
愛知県 3/京都府 1/島根県 1/広島県 1/香川県 3/沖縄県 1
合計 18点

受賞作品概要
作品名 スノーリング
制作者 西野康造
(にしのこうぞう)

材   質    
ステンレス、チタン合金、白花崗岩ほか
寸   法    高さ 40〜67.5cm×横1950cm×奥行1950cm
設置年月日 工事竣工日:2010年12月22日 公園供用開始日:2011年4月1日
設置者    札幌市 
管理者    札幌市
設置場所   創成川公園(札幌市中央区)

設置の趣旨 
創成川アンダーパス連続化事業により新たに生まれる地上部空間に芸術的要素を付加することによって、
市民が日常的に芸術に親しみ、芸術・文化への関心を高めることができる空間とする。
また、創成川通地上部空間を芸術性の高い空間とすることによって、集客交流にも寄与する。

作品の特徴 
札幌市中心部を流れる創成川に架かるリング状の彫刻。
創成川の水と地上の緑に親しめる創成川公園が大通公園と直交する「まんなか広場」に位置する。
作品の上を歩いて巡ったり、ベンチのように腰かけたり、川の眺望台ともなる。
川を渡る人道橋として機能し、東西両岸を結ぶシンボルとなる。



 
 

 

制作者について

西野康造 Kozo NISHINO 

1951年兵庫県に生まれる。1977年京都市立芸術大学彫刻専攻科修了。
1978年から79年にかけて世界各地の文化遺産を訪問し、いにしえの人々の宇宙観、自然観から多くのインスピレーションを得る。帰国後、ステンレス、アルミニウム、鉄、チタンなど金属を用いて本格的な創作活動を開始する。
早くからスケールの大きな野外彫刻に取り組み、金属素材への深い造詣と卓越した技術により、無数の金属線を複雑に構成した軽やかで繊細な印象の作品を数多く手がけてきた。国内にとどまらず、海外にも活躍の場を広げている。
京都府亀岡市在住。
 
 

●受賞作品についてのコメント
公園に彫刻を設置するという初期の発想から、創成川を含めた大通ブロック全体に視野を置き、
「使うこと」のできる作品を考えてみました。多くの思いがこの作品には込められていますが、
一番の思いは、この細い彫刻の橋を渡る時に人と人との摩擦が生じ、無意識のうちに挨拶の
できる空間をつくることでした。

●おもな作品
     

 
左  《気流-風になるとき》  2000年(霧島アートの森/鹿児島)
右上 《空の記憶》  2000年(INAXギャラリー2/東京) *第32回中原悌二郎賞優秀賞受賞
右下 《空の向こう》 2007年(JR清水駅前広場/静岡) 



第15回本郷新賞受賞記念 「西野康造彫刻展」
  会  期  2011年9月24日(土)〜11月13日(日) 月曜休館(月曜祝日の場合は開館し、翌火曜休館)
  会  場 本郷新記念札幌彫刻美術館 本館
  主  催 本郷新記念札幌彫刻美術館(財団法人札幌市芸術文化財団)
  後   援 札幌市、北海道教育委員会、札幌市教育委員会
  観覧料  一般 500(450)円、高大生 300(250)円、65歳以上 400(320)円、中学生以下無料 
       ※( )内は10名以上の団体
  
  ★受賞記念アーティスト・トークを会期初日に開催します。


 第15回本郷新賞要項