彫美連続講座
彫美連続講座2022 本郷新とピカソ―平和を求める芸術家の旅と造形をめぐって
- 日時
- 2022年7月16日(土)
10時30分~12時00分(開場10時) - 会場
- SCARTSコート(札幌市民交流プラザ1階)
(札幌市中央区北1条西1丁目) - 料金
- 500円
- 定員
- 会場聴講/オンライン聴講各60人(事前申込制)
- 講師
- 山田のぞみ(やまだ・のぞみ)
本郷新記念札幌彫刻美術館を経て、現在札幌芸術の森美術館学芸員。
北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了。専門はスペイン美術史、近現代彫刻史。
担当展覧会に「彫刻家・本郷新のみた『異国』」、「本郷新と『無辜の民』」など。 - 申込方法
- 7月1日(金)より申し込み開始
□会場聴講:電話受付(先着順) ☎ 011-642-5709 受付時間10:00~17:00 月曜休館
□オンライン聴講:右記URLより申込み https://chobi20220716.peatix.com
※申し込みには会員登録が必要です。
※オンライン聴講は、定員に達しない場合でも7月14日(木)に受付を締め切ります。
※オンライン聴講をお申し込みの方は、後日アーカイブ映像をご覧いただけます(7日間限定)。 - 主催
- 本郷新記念札幌彫刻美術館(札幌市芸術文化財団)
- 共催
- 札幌文化芸術交流センター SCARTS
イベント概要
本郷新(1905 札幌-1980 東京)は、いまだ一般人の海外渡航が制限されていた1950年代に二度、ヨーロッパや中東、アジアを旅しました。
旅の途中、プラハやウィーンの街角で、本郷新はパブロ・ピカソの《鳩》が「諸国民平和大会」のポスターに用いられているのを目にします。
平和運動に高い関心を抱いていた本郷は平和を象徴する鳩の力強い生命感に心動かされ、繰り返しこの体験を文章に綴りました。
本講演では、ピカソを平和のために活動する芸術家として敬愛した本郷の思いと、本郷の代表作である札幌駅前の《牧歌》や《鳥を抱く女》などに見られる造形上のオマージュを検証します。