イベント概要

■第一部　講演：10時30分～
　　　　　会場：本館1階研修室

　《彫刻メンテナンスの意義》～触覚鑑賞の機会として～
　　　　　　　　講師：黒川弘毅氏(武蔵野美術大学教授)　

　　黒川氏は「屋外彫刻の調査保存研究会」を立ち上げ、今年まで
　　事務局長をとして、活動されてきました。彫刻の鑑賞の仕方、
　　見方とは。彫刻の保守作業の意義を語っていただきます。
　　　　
■第二部　彫刻清掃：13時～
　　　　　黒川氏の指導による彫刻美術館前庭の彫刻の清掃

※ 雨天 彫刻清掃中止 午前午後参加の場合、昼食をお用意ください。

【講師プロフィール】
⿊川弘毅（くろかわ・ひろたけ）氏

彫刻家／武蔵野美術大学 造形学部彫刻学科教授 1952 年 東京生まれ。1977 年 東京造形大学造形学部美術学科彫刻専攻卒業。1991-92 年 文化庁派遣芸術家在外研修員としてイタリア・ミラノへ留学。2003 年 武蔵野美術大学 造形学部彫刻学科教授。1980 年 楡の木画廊で初めての個展を開催して以降、『第 3 回光州ビエンナーレ』（2000 年 光州市立美術館）など、国内外で数多くの展覧会に参加。現在まで一貫してブロンズによる彫刻を手掛けている。また、近代彫刻研究、ブロンズ彫刻の専門家として、屋外彫刻の修復・保存にも携わる。屋外彫調査保存研究会事務局長。中島公園朝倉文夫作「木下繁太郎先生」像修復 82017-2018)を指導。