彫美連続講座「いまなぜ藤戸竹喜なのか―展覧会担当学芸員が語る現代性」録画オンライン配信
- 日時
- 2024年10月23日(水)~2024年11月3日(日)
イベント概要
■録画オンライン配信
配信期間:2024年10月23日(水) 10:00~11月6日(水) 12:00
料金:500円
定員:なし
申込方法:下記URLから9月19日(木)10:00より申込開始
https://chobi20241019.peatix.com/
※11月3日(日)17:00まで申込可能ですが、配信期間中のみの聴講になります。
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木彫家藤戸竹喜(1934-2018)が、いま注目を集めています。
今年、「生誕90年記念 藤戸竹喜の世界展」が国立アイヌ民族博物館に続き、北海道立旭川美術館でも開催されます(会期:9/14〜11/17)。2017年には、札幌芸術の森美術館と国立民族学博物館(大阪)で、2021年には東京ステーションギャラリーでも相次いで大規模な展覧会が開かれていました。
アイヌ民族の伝統的な彫りの技を受け継ぎながら、卓越した独自の写実表現によって制作された動物や先人たちの姿が、なぜ現代の人々の心をこれほどまでに強く惹きつけるのでしょうか。これまで藤戸竹喜の展覧会を担当してきた美術館学芸員の眼を通して考えていきます。
第一部: 基調講演「北のいのちを謳う−木彫家 藤戸竹喜の世界」
講師:五十嵐聡美(前北海道立近代美術館学芸部長)
釧路市生まれ。企画展に2017年「木彫家 藤戸竹喜の世界」展(札幌芸術の森美術館)、2019年「アイヌの美しき手仕事」展(道立近代美術館)、2021年「砂澤ビッキ展」(道立近代美術館)、2024年「AINU ART−モレウのうた」(道立近代美術館)など。また、2024年「生誕90年記念 藤戸竹喜の世界展」を企画監修。
第二部:座談会
「いまなぜ藤戸竹喜なのか」
登壇者:五十嵐聡美(前北海道立近代美術館学芸部長)
佐藤弥生(札幌芸術の森美術館学芸員。2017年「木彫家 藤戸竹喜の世界」展担当)
津田しおり(北海道立旭川美術館学芸員。2024年「生誕90年記念 藤戸竹喜の世界展」担当)
進行:吉崎元章(本郷新記念札幌彫刻美術館館長)