戦後80年を迎えて〜 戦時下の日本彫刻

- 日時
- 2025年5月13日(火)
- 日時
- 2025年5月13日(火)18:30〜20:00(開場18:00)
- 場所
- SCARTSコート(札幌市民交流プラザ1階)
- 定員
- 80名(事前申込制)
- 料金
- 500円(当日、会場で徴収)
- 講師
- 平瀬礼太(愛知県美術館館長)
- 申込方法
- 4月25日(金)より電話受付(先着順)
電話011-642-5709(受付時間10:00〜17:00 月曜日休館) - 録画オンライン配信
配信期間:2025年5月21日(水) 10:00~6月4日(水) 12:00
料金:500円
定員:なし
申込方法:下記URLから4月25日(金)10:00より申込開始
https://chobi20250513.peatix.com
※5月31日(土)17:00まで申込可能ですが、配信期間中のみの聴講になります。
※申込にはPeatixの会員登録が必要です。- 主催
- 本郷新記念札幌彫刻美術館(札幌市芸術文化財団)
- 共催
- 札幌文化芸術交流センター SCARTS(札幌市芸術文化財団)
イベント概要
今年は戦後80年を迎えますが、戦時体制下、美術界ではどのような活動がなされていたのか、未だ明らかにされていないことが多数あります。
彫刻については特に忘れ去られていることばかりと言っても過言ではありません。
しかし実際には戦前で最も活発な彫刻制作が続けられていたのが戦時期であったと言えば、多くの方々は驚かれるのではないでしょうか。
材料不足や表現活動の制限に不自由さを感じながらも、戦勝記念碑やモニュメントなど、戦争に関連した作品の創作を続けていた彫刻家たちの姿を、当時の作品画像や言説を追いながらご紹介します。
また、戦後となって戦争イメージが、平和のシンボルに姿を変えながら現代まで残存している動向などにも言及し、戦争を経た近代日本彫刻の変貌にも触れたいと思います。
◆講師
平瀬礼太(愛知県美術館館長)
1966年千葉県に生まれる。京都大学文学部哲学科美学美術史学科卒業。姫路市立美術館学芸員を24年間勤め、近代日本美術を担当して多くの展覧会を手掛ける。1年間の姫路市教育員会勤務を経て、2016年より愛知県美術館学芸員となる。主な著書に『コレクション・日本シュールレアリズム 16 米倉寿仁・飯田操男』(編著、本の友社、1999)、『戦争と美術 1937-1945』(共著、国書刊行会、2007)、『銅像受難の近代』(吉川弘文館、2011)、『彫刻と戦争の近代』(吉川弘文館、2013)、『肖像文化考』(春秋社、2014)がある。