札幌芸術の森開園40周年記念 彫刻三昧 〜札幌芸術の森美術館の名品50選
- 会期
- 2025年10月11日(土)~2026年1月4日(日)
- 休館日
- 月曜日(ただし月曜祝日の場合開館し、火曜日休館)、年末年始(12/29~1/3)
- 開館時間
- 10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 料金
- 一般600円(500円)、65歳以上500円(400円)、高校・大学生400円(300円)、中学生以下無料
( )内は10名以上の団体料金 - 主催
- 札幌芸術の森美術館・本郷新記念札幌彫刻美術館(札幌市芸術文化財団)
- 後援
- 札幌市、札幌市教育委員会
展覧会概要
国内外の近現代彫刻史を彩る作家の作品をたっぷりと楽しむことができる展覧会です。
彫刻に生命の息吹を吹き込み〝近代彫刻の父〟と言われるロダン。その影響を受けながらも独自の造形を開花させたブールデル、デスピオ、マイヨール…。また、ドガやルノワールなどの画家も絵画の作風そのままに彫刻を手がけています。さらに、キュビスムの彫刻への応用や、再現を離れた純粋な抽象化へ挑戦、戦後イタリアでの新たな具象の試みなど、次々と立体造形の可能性を広げる斬新な表現が生み出されていきました。
日本においても、海外の動きを受容しながら、伝統的な美意識とも照らしつつ、切磋琢磨するなかで、多彩で豊かな展開がみられます。そこには、戦後、街なかや公園などへの彫刻設置が全国的に盛んになるという追い風もありました。
1986年に開園した札幌芸術の森は、来年40周年を迎えますが、そのメイン施設である野外美術館には、二度の拡張を経て、日本彫刻が最も勢いがあったと言われる’80~’90年代を代表する彫刻家の作品が多数設置されています。札幌芸術の森美術館では、その多種多様な表現につながる近代以降の流れをたどれることを目指して開館準備段階から収集を続け、国内有数の彫刻コレクションを形づくってきました。
本展は、その中から厳選した50点を展示するものです。魅力溢れる彫刻の数々をお楽しみください。