第3回本郷新記念札幌彫刻賞 決定
2020年6月8日(月)
彫刻の公共性・社会性を重視し、全国に数多くのモニュメントを残した、札幌生まれの本郷新(1905-1980)。
「本郷新記念札幌彫刻賞」は、若手作家の育成を願った本郷の遺志を受け、50歳未満の若い彫刻家を対象としています。
受賞作品は、10倍の大きさで本制作され、札幌市中心部の公共空間「大通交流拠点地下広場」に約3年間設置されます。
また、本郷新記念札幌彫刻美術館において、受賞作家の個展開催が約束されます。
その第3回の応募を昨年のうちに行い、去る2020年6月7日(日)、6名の選考委員による厳正なる選考の結果、受賞作が下記の通り決定しました。
1.第3回本郷新記念札幌彫刻賞
高橋喜代史(札幌市) 《ザブーン》
2.副賞
本郷新記念札幌彫刻賞 100万円
受賞記念展作品制作費 50万円
3.公共空間への作品設置
高橋喜代史《ザブーン》素材:鉄、塗料 寸法:高さ210×幅360×奥行150cmを
2021年2月から2024年1月の間、札幌市中心部の公共空間「大通交流拠点地下広場」(大通西4)に設置
*寸法、設置期間など変更になる場合がございます。
4.個展の開催
2021年度中、本郷新記念札幌彫刻美術館にて受賞記念展を開催予定
*なお、この度受賞を決めた1/10サイズの作品は、当館にて公開します。
↓詳しくはこちらをごらんください。
http://www.hongoshin-smos.jp/d_detail.php?no=115
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第3回本郷新記念札幌彫刻賞 選考委員
酒井忠康(世田谷美術館 館長)
建畠晢(多摩美術大学 学長)
植松奎二(彫刻家)
阿部典英(美術家)
佐藤友哉(札幌芸術の森美術館 館長)
寺嶋弘道(本郷新記念札幌彫刻美術館 館長)
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参考)過去の受賞者
第1回 谷口顕一郎《凹(へこ)みスタディ-琴似川北12条西20丁目-》
第2回 加藤宏子《improvisation~うけとめるかたち》